依存症

父という要をなくした母は、自分自身をコントロールすることができなくなっていた。
娘の私は、母のあまりの変貌ぶりに心の奥底から笑うことができなくなっていた。

         

アルコール中毒・薬物中毒などの依存症については聞いたことがあると思いますが、
「ギャンブル依存症」という言葉を ご存知ですか?
私の母は そのギャンブル依存症者です。

ギャンブル(私の母の場合はパチンコ)をするためには誰にでもうそをつきます。
こうなったのは何もかも自分をとりまく環境が悪かったのだと自分を正当化してしまいます。
そんなことを長く続けることによって本当にそうだったかのように錯覚します。
困ったときに ようやく自分のギャンブル・借金などの行為を悔いるのですが、そのときにはもう多額の借金をかかえており、
悪循環から自分の意思だけでは抜けられなくなっているのです。そんな依存症者は二重人格のようにも見えます。

こんな繰り返しを長年続けていた依存症の人は、依存症の前につく「アルコール」「薬物」「ギャンブル」などの言葉がとれるまでに
たとえ回復したとしても「依存症」そのものは なかなか回復できないものなのだそうです。

しかし、母や私と同じような苦しみを持つ人が少しでも早く「回復への道はある」のだということを知り、
自分の弱さも強さも含めて現実を認め「気づく」ことで、もしかしたら少しはあなたの「力」になれるかもしれない、
本当の笑顔が戻るかもしれない・・・そんな思いで このページを作ることにしました。

「依存」は誰の心にも潜むもの。
「依存症」と診断されない人も 考える機会と思っていただければ幸いです。

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